《MUMEI》
相談
私達は今、私の家にいる。

父「息子がいたのかー」

翠「知らんかったん!?」

父「いや〜そこまで、調べてなくてな」

ハハハと笑うお父さんを龍牙が見つめていた。

龍「仁さん(翠の父)!俺達は、そんな軽い気持ちで相談してるんじゃないんです!」

龍牙が言った瞬間、お父さんの顔が真剣になった。

翠「お父さん?」

父「龍牙、お前は翠に合わない」

???

どういう意味なんやろか…

龍「どういう意味ですか?」

父「お前には、双子の兄がいたよな?」

龍「はい」

双子!?

またまた、初耳や!

父「兄、呼んできてくれ」

龍「分かりました」

〜10分後〜

龍「呼んできました」

?「初めまして。貴龍と申します」

貴龍と言う人は、私とお父さんにお辞儀をした。

翠「あ、初めまして」

私も、お辞儀をした。

父「君が貴龍か」

貴「はい」

翠「そんなことより、どんな考えなん?」

父「翠、貴龍、龍牙の3人で、仕事をしろ」

3人やて!?

そんなに、いるんやろか。

でも、お父さんの考えやから大丈夫やろ!

貴「わかりました」

龍「翠、早く行くぞ」

翠「待ってーや!」

父「貴龍、龍牙、翠を守ってくれ」

翠「お父さん、自分の身は自分で守る!」

貴「無理だな」

龍「無理だ」

なっ!

二人共、酷いわ!

龍「行くぞ」

翠「はいはい」

そして、私達は再び、あの学校に行った。

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