《MUMEI》 ケータイ来駕と娑亜紗は来駕のケータイの種類に合わせて dokomoショップに来た。 ケータイを見て娑亜紗の目が輝いた。 「携帯電話!!あっコレTVで見たわ!!コレも!!」 「……あんたケータイ持ってないんだっけ?」 「登下校用に持ってるけどすごく古い型で、電話しかできないの」 娑亜紗が困り顔で言った。 「……」 「!!」 すると娑亜紗が何かに反応した。 来駕の携帯……! 「……ソレいいわね」 娑亜紗が来駕の携帯をじっと見た。 「え?フツーだけど」 「色もフォルムも素敵ね!!」 すると今のを聞いた店員さんが話しかけてきた。 「お客様、そちらは少し前の製品ですので、ただ今なら0円で提供しております」 「0円!!? なぜ!?どーして!?買うわ!!」 娑亜紗が驚いて答えた。 「イヤイヤイヤ、基本使用料とかあるから!!」 「え!?何それっ」 「だから……」 前へ |次へ |
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