《MUMEI》 あぁ…やばい。 俺、取り返しつかない事やっちまったよ…。 俺はその後、暫く放心状態だった。 快感と、後から現れた後悔で上手く頭が回らなくなっていて、もう家庭教師どころじゃなかったんだ。 「き、今日は帰るわ…。」 「何で?俺、まだ分かんないトコあるのに!」 引き止めるユキの声も無視して、俺はまだ僅かに余韻の残った、浮ついた腰を上げた。 「また、今度な…。」 そう言ってユキの家を後にして 今、こうやって自分の部屋のベッドに突っ伏して、嫌悪感に押し潰されそうになってます。 「はぁ〜…最低だ。」 明日、ユキの顔見るのがマジで怖い。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |