《MUMEI》

あぁ…やばい。


俺、取り返しつかない事やっちまったよ…。





俺はその後、暫く放心状態だった。


快感と、後から現れた後悔で上手く頭が回らなくなっていて、もう家庭教師どころじゃなかったんだ。


「き、今日は帰るわ…。」
「何で?俺、まだ分かんないトコあるのに!」



引き止めるユキの声も無視して、俺はまだ僅かに余韻の残った、浮ついた腰を上げた。


「また、今度な…。」



そう言ってユキの家を後にして



今、こうやって自分の部屋のベッドに突っ伏して、嫌悪感に押し潰されそうになってます。



「はぁ〜…最低だ。」





明日、ユキの顔見るのがマジで怖い。

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