《MUMEI》
クリスマス
オジサンの家に、お世話になって、2ヶ月が過ぎてた

世間はクリスマスか
くそっ、寒いなぁ、田舎は冷えるよな

バイトを終え、チャリで帰ると

お兄ちゃん、ケーキあるよ

春奈が、出迎え、そう言ったんだ

春奈、そのダウン

うん、プレゼントしてくれたの、お兄ちゃんのも有るって

ほんと?!

ビックリした、まさか、プレゼントがあるなんて

似合うよ、翔

ぁは、有難うございます

翔、先にお風呂入って来なさいよ
パーティーしましょう

はい

暖まろう、凍えてるよ、身体

あっ?!、下着、真奈美さん、お風呂上がりだったよなぁ、真奈美さんのかな?

ぁあ、毛、毛が付いてる

染みがある

な、何やってんだ、俺、見ちゃダメじゃん、お風呂入らなきゃ、みんな待ってるんだから

………凄く楽しいパーティーだった

アルコール入のシャンパンを、少し飲んだ

顔が真っ赤になっちゃって、皆が笑ってた

えっ?、やりますよ、洗い物

いいから、今日ぐらい、ユックリしなさい
春奈ちゃんも、部屋に帰りなさい
はい、余ったケーキ、ユックリ部屋で食べてね

貴子叔母さん、ケーキまで、持たせてくれたんだ

お兄ちゃん、真奈美お姉ちゃんに腕組まれて照れててでしょ?

な、何だよ、春奈

私だっておっぱいぐらいあるんだからね

離れのプレハブまでの、短い道を、春奈が腕に抱きついて来たんだ

ダウン着てるからわからないよ
まだ、小さいじゃん

あー、バカにしてる
すぐ、おっきくなるわよ、真奈美お姉ちゃんに負けないぐらいなるもん

はい、はい、寒いから急ごう

もう、お兄ちゃんのバカ!

春奈、変なこと意識してるんだなぁ

でも、柔らかかったなぁ、真奈美お姉ちゃんの胸
まだ、感触が残ってるよ

彼氏とか、居るのかなぁ?

居たら、クリスマスは、出掛けてるよな

…………

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫