|
《MUMEI》 プレゼントお兄ちゃん、下着売り場言ったの？ う、うん、予算的に、みんなにってなると、あまり、良い物買えないって 下着なら、ソコソコの買えるよって な、何怒ってんだよ、春奈 わからないなら、いーよ な、何だよ、まだ少し余ってるから欲しいものがあるなら そんなんじゃないよ！ 鈍感！ なんだよ、話してくれなきゃわからないよ なら、穿かせて えっ！ 前に見てるじゃない、私の、 そ、そうだけど お兄ちゃん、エッチしよう 処女、お兄ちゃんにあげたいの な！、何を言ってんだよ！ 痛いのかなぁ、入れたら は、春奈、兄だぜ、俺 そうよ、だからなーに？ 私の裸見て、出したゃってたじゃん あ、あれは、その 親が居ないで生きてくんだよ どっかで、やられちゃうよ 施設に居たときだって、お風呂覗かれたりとか、あったし パンツ脱がされた事もあったもん 初めては、お兄ちゃんとがいーの 春奈、本気で言ってるみたいだった なにか、危険なこと、あるのか？ ううん、ないよ でもね、もし、そんなことがあっても、初めてが、お兄ちゃんとなら、我慢できるかなって 春奈、そう、言ったんだ 幼い春奈が、そんなことを言うなんて、きっと、何度かそんな危険を感じて来てるからなんだな 親が居ないってだけで、そんな目に お金、無いんだろ アイツも、そんな風に見下してたもんな 見下されるんだな、親が居ないと な、何してんだよ 穿かせてくれるんでしょ？ ぬ、脱ぐなよ！ 何でよ？！、初詣の後、私のここ、触ったじゃない お、起きてたの？！ 触られても嫌じゃないから、寝てたの 起きてたんじゃんか 真奈美お姉ちゃん、気付いたよ、きっと な、何もいってないから 話すわけないでしょ そうかもしれない 俺、小学生の妹に、会話で負けてた ………… 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |