|
《MUMEI》 受験バイトを、休めと言われた 必ず結果を出せと、も、言われた 真奈美姉ちゃんが、付きっきりで、勉強を見てくれてた 遅くまで、勉強するからって、春奈は、貴子叔母さんの所で寝てる 真奈美さん、起きて あっ！、寝ちゃってたわ 後はひとりでやれますから、戻ってください うん、ごめん、大丈夫 続きやりましょう 真奈美さん、教えてくれるのはありがたいんだけど、 スカート短すぎだよ どこ見てるの？ あっ、べつに 受かったらパンツ見せてあげるわよ ほら、続き始めるわよ パ、パンツ見せる、き、聞き間違いじゃない、よな スルーした、聞き直せないよ、そんなこと オジサンは、塾にも通わせてくれたんだ 週２回、個人指導の、塾に 追い込みだった、模試では、ギリギリ落ちる 英語がダメすぎるんだ 翔、単語を詰め込んで それだけで平均点は、取れるから 苦手を克服してる時間はないの、他で点数稼いで 満点取れば良いのよ、わかった？！ 満点って、真奈美さん、ハードル高いっす 真奈美さんも、塾に通ってるから 同じ電車で帰ってる時の会話だったんだ 少し混んだ車内 真奈美さんの身体が触れる 制服姿の真奈美さん 顔が近い、 綺麗だなぁ、真奈美さん まつ毛、長いんだなぁ 真奈美さんが俺を見た 小声で何か言ったけど、聞こえなかったんだ なんすか？ 顔を近づけたとき、電車が揺れたんだ ！唇が、触れた 真奈美さんも、驚いた顔してた や、ヤバい、立っちゃったよ ………… 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |