《MUMEI》
家族旅行
連休前に、真奈美が免許を、無事取得したんだ

私が運転してもいいよ

恐くてダメだ、まだ、死にたくねーよ

ひっどぅーい、そんなに下手じゃなあからね、教習所でも誉められたんだかぁ

俺達、おじさんの運転で、温泉に向かってたんだ

助手席には、貴子叔母さんが座ってた

運転席の後ろから、真奈美が身をのりだし、おじさんの運転を見てるんだ

邪魔だよ、真奈美

くすっ、ドキドキする?

ばぁか、飽きてるよ、お前の身体なんか

嘘つき、チラ見してるじゃない、お風呂上がりとかに

なんだ、知ってたのか?

まだ、お風呂にカメラついてるんでしょ?

見てねーよ、もう映らないかもしんねーよな

そうなの?、見せてあげてたのに、拡げたりして

真奈美とおじさんの会話

くすっ、翔、また嫉妬してるわ

貴子叔母さん、振り向いてそう言ったんだ

ん、なにが?

まぁ、春奈を触ってたの?

うん、車酔いしないんだって、こうしてると

春奈の下着の中に手を入れて
そう、話したんだ

ず、するぃ、私にもして!

真奈美が言ったんだ

私も後ろに行こうかしら?

貴子叔母さんが、そう言うと

ひっでーなぁ、俺だけ除け者かよ

おじさんが、ブーたれたんだ

みんなが笑ってた

そう言えば、カタついたのか?

おじさんが、真奈美に聞いたんだ

つまんない話し、しないでよ
しつこいから、アドレス変えたわ、着信拒否にしてあるわよ

真奈美、教習所の男についまとわれてたんだ

タケシが、真奈美のアドレスを教えたんだってさ
口説けるもんなら、口説いてみなって

そんで、翔が試験場まで迎えに行ったのか?

おじさんが聞いてた

気づいてる人、居るよ、たぶん
ホンとは翔が彼氏だってね

真奈美、平然と、そう話してたんだ

そう、正浩さん、私達の入籍、もう少し待った方が良いかしらね?

貴子叔母さんの言葉に、おじさんが答えようとしてたとき

んっ、いっちゃう、お兄ちゃん、お兄ちゃんぁん!

指で、春奈が果てちゃったんだ

後ろは黒いガラスで、外からは見えなくなってる

春奈の、おっぱいも露出させ、ミニスカートの脚を開かせ
俺、指マンしてたんだ

春奈、シート汚しちゃダメよ!

真奈美の言葉に

構わねーよ、春奈の愛液ならな
気持ちよかったのか?

ルーミラーで見ながら、おじさんが聞いたんだ

車の中って、なんか、普段より良いかも

恥ずかしそうに、春奈が話してた

やらしい中学生ね

真奈美の言葉に

羨ましいんでしょ、私が
浮気ばっかしてると、お兄ちゃんに捨てられるからね

春奈、そんなことを言ったんだ

浮気軟化してないわよ!
勝手によってくるのよ!

真奈美の言葉に

気を付けなさいよ、翔は、女に困らないんだからね
捨てられても、知らないわよ

貴子叔母さんが、言ったんだ

だからぁ!、私は悪くないでしょ?!
翔、なんとか、言ってよ!

悪いよ

な、何でよ

だって、ヤキモキさせるから

ヤキモキしてくれるのは、嬉しいけど
疑われたら、泣いちゃうからね

そう言って、真奈美が甘えて来たんだ

シートベルトしとけよな、もうすぐ料金所だぜ

はぁい

なんか、ドキドキな旅行だな
皆でお風呂に入るんだって、貸し切りの、露天風呂に

……………

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫