《MUMEI》 あれ、元に戻ったというか、 「ここは…どこだ…」 ストロベリーのいい香り、イチゴの枕にピンクの掛けぶとん 「女子の部屋!!」 「んもー何騒いでんのよ…」 突然、りかが部屋に入ってきた。 「何だよ…」 「ねえ、大丈夫…」 「あ、ああ…」 二人の会話はそこでぷつりと途切れ、何も喋らずじまいだった。 「なぁ、ミカ俺をかばうのはやめろ…」 「なんで…」 「それは…彼女が出来た」 「うそ…」 「本当だ…」 「かといって架空でしょ」 「本当だ」 「そうなんだ、ごめんね…」 あれから俺はミカの家を跡にした さらば、ミカ 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |