《MUMEI》

学校
「あわわわわ、鍵忘れた…」
「何忘れてんのよ早くとりに行きなさいよデブ」
また相方の女子に責められる
「ちょっと早くしないとみんな入れないじゃないもおー」
俺はトロい体を生かし遅い足で科学室まで
とりに行く
「でさー」
「ギャハハ」
隣の肩がぶつかった。
「おっと、なんか肉の塊とぶつからなかったか」
「さぁな?シラネーギャハハハハハ」
二人は通りすぎる
「ねぇ、早くしてよブタ!!いいわよどうせあんたなんかブタだからすぐこけちゃうもんね仕方ないか!あたしが行くから」
「愛ーありがとう…」
女子は颯爽と化学室内に向かう。
「あーあ…」

前へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫