|
《MUMEI》 私も、そう思うよ 遊ばれたのよ 高橋さんも、言ってた ヤられ女が泣いてた もう、苛つく！ すぐ泣いて、バカじゃないの！ 酷いよ、アキ、ずっと友達してたのに、何でそんなに酷いこと言うの？ あんたのそう言うとこがムカつくのよ！ また、喧嘩が始まった 高橋さん、私、帰るね 付き合い切れないわ、バカらしくて 高橋さんの友達を、悪く言いたくないけど、 遊ばれたって、ホントに好きだったら、しょうがないよね 簡単に寝といて、被害者面しても、同情できないよ ここでもそうだったじゃない 私は、男子を帰そうとしたけど、貴女たちは違ったでしょ？ まぁ、グルだったら、そうよね アキ、貴女とは敵対するわ 私ね、あんたみたいな女、嫌いよ 真奈美の言葉に 違うよ、アキは脅されてんだよ あいつら、アキに酷いことして ヤられ女が、アキをかばってた そうやって、被害者面しても、ムダよ 友達を罠にはめるなんて、どんな理由があっても、もう、ムリ 信用出来ないの たとえ、アキ、貴女が輪姦されて、写真やムービーで、脅されててもね 真奈美の言葉に そうなの？、アキ、ほんとなの？ 高橋さん、聞いてた アキは、黙ってた そして、奴等が戻って来たんだ 軍団は、帰ったか 折角良いヤサだったのによ、また、なんか考えなくっちゃなぁ そうそう、楽しみ壊してくれちゃってよ 俺、真奈美やるわ、 んじゃぁ、俺は、優子にすっかな そして、バカップルも、戻って来てた カメラあるわよ、やっちゃって 生意気に、私より目立つ女なんか、ボロボロにしちゃってよ 残念だね、そんなガキ一人じゃ、勝てねーよ、真奈美 ほんと、クズだな、コイツら！ 前に出たんだ やるかい？少年 俺ら、強いぜ、女置いて帰れば怪我しねーぜ ダメよ、人を呼ばれるわ 見てなさい、自分の彼女がヤられるとこを いいねぇ、それ、燃えるね それ、行こうか 高橋さんが、携帯電話を手にした 通報させんな！ やって録画しちまえば泣き寝入りするさ！ 久々だな、本気で殴るのは 高橋さんに、襲い掛かった男が壁に吹っ飛んだ そして、崩れたとこに、顔面を、拳でかち上げたんだ！ 前歯が宙を舞ってた 翔！後ろ！ 真奈美の声 残りの男二人が、掛かってきた 乱闘になった そして、立ってたのは、俺だけだったんだ はい、そうです、直ぐ来てください！ 警察呼んだからね！ 電話を手に、高橋さんが叫んでた 録音、したわよ、 真奈美が、ボイスレコーダーを、見せてた 逃げてもムダよ！ 男を置いて、女が逃げようとしてたんだ ナイフまで持ち歩いてるんだもの、実刑よね 静かに真奈美が、言ったんだ ………… 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |