《MUMEI》

へ〜ぇ、カオリから聞いてんだよなぁ
色仕掛けで、翔に迫るとか言ってたってさ、
翔が迫ってきたら、女教えちゃうとか、言ってたんだよなぁ?
御無沙汰してっから、したかったんじゃねーのか?

ばーか、昔の男になんて用ないわよ!
女の子にだって、性欲あるんだから、
カオリを満足させれてない、アンタには、わからないかもね!

そ、そんなこと
カオリ、そうなのか?俺、下手なのか?

わ、わかんないよ、アツシしか知らないんだもん
ただ、逝くって、どんなのかなぁって

アツシは、まだ、ガキなのよ
身体は女の武器なんだから、自分だってカオリの武器にまんまとやられたんじゃない!

えっ、あっ、つうか、でも簡単にヤらせてはくんなかったぜ!

当たり前でしょ?
少しづつ、ガード外してくのよ
ヤらさなきゃ逃げてく男なんかに用は無いもんね
翔君には、色仕掛けも通用しなかったけどさ、
てっきり、まだだって、思ってたし
見向きもしてくれなかったもんね、翔君

眞鍋さんに、睨まれた

そんなことないよ、胸元覗いてたし、
腹立つぐらい、意識してたわよ
だから、会わさないように、したんだもん

ふ〜ん、ねぇ、真奈美、私が翔に送ったメール、アンタ見てたの?

あ、うん、ごめん、気がきじゃなくて、つい

やっぱね、あんな素っ気ない返信、変だなって思った、酷いよ、真奈美

な、何よ、朝まで良いよなんて、セックスしようって誘ってるようなもんじゃない!

真奈美に聞いたじゃん!
二人はそんな関係じゃないって、言ったよね!

だから!、 あの時は、話せなかったの!

そんなのわかってるわよ!
だからって、私の気持ちを弄んだことに変わりないじゃない!

真奈美と、眞鍋さんが、怒鳴りあってたんだ

……………






…………

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