《MUMEI》 告白したのは瑛斗のほうからだった。 その時はとっても人見知りで男子には結構告白されたけど 人と喋るのが苦手で、女子からは避けられていた。 そんな中私は気になる男の子ができた。 瑛斗だ。 けど告白なんてする勇気ないし いつも見つめているだけだった。 けどある日の放課後仁衣菜は瑛斗に呼び出された。 そして……「…ずっと前から好きだったんだ。もしよかったら付き合おう……」 と告われた。 その時、とってもうれしかった。 世界がとっても明るくなったように感じた。 「はっ、はいっ!私でよければっ」 瑛斗は顔を満面の笑みにして嬉しそうにと笑った。 そしてきゅうに「やったぞ―――っっ!!!」と叫んだ。 これが私と瑛斗の出会いだった。 前へ |次へ |
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