《MUMEI》
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私と雫は、学校についてから凛を問い詰めた。

凛「だからごめんって!」

雫「凛のせいでギリギリだったんだよー!?」

雫は、カンカンに怒っている。

凛は、雫の勢いに勝てるわけがなかった。

その時、

キーンコーンカーンコーン♪

チャイムが鳴った。

凛「ほら、チャイム鳴ったから席座りなよ!」

雫「まったく」

雫は、仕方なく席に座った。

凛は、雫が座ったらホッと胸を撫で下ろした。

チャイムでごまかす凛みたり…

なーんちゃって♪

えへ♪

〜1時間後〜

長い授業も終わり、次の移動教室の準備をしていたら、

キャーーーー!!!!!!

という女子生徒の黄色い声が教室まで響いた。

うるさ!!

なんの騒ぎなの?

私は、教室を出て長い廊下を見た。

女子生徒がなぜか廊下に集まっている。

有名人でも来たわけ?

私は、目を凝らしてみた。

その女子生徒の真ん中にいたのが…入江君!?

入江君は、女子生徒の真ん中にいて、うざそうな顔をしながら歩いてた。

どこに行くんだろう?

入江君、こっちに来るみたい…

私は、サッと教室に入った。

だって、学校で会ったの初めてなんだもん…

恥ずかしいじゃん!

隠れていたら、

雫「恋奈、何してんの?早く行かないと、怒られるよ?」

と雫が言ってきた。

恋「すぐ行く!」

私は、雫の影に隠れながら歩いた。

雫「恋奈、何してんのよ!早く行こうよ」

恋「待って!」

雫がさきさき行くので、隠れる場所がなくなってオロオロしてたら、

?「及川?何してんだよ」

ギクッ

この声は…入江君の声だ。

恋「な、何もしてないよ…?」

直「あっそ…じゃあな」

そう言って入江君は、長い廊下を歩いて行った。

話しかけてくれた…

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