|
《MUMEI》 街の噂事件は、解決した タカシ、余罪もあるみたいで、逮捕だって アツシさんと、カオリさんが、来てた ごめんね、巻き込んじゃって 気にすんなよ、翔 優しいアツシさんの言葉だけど うつむくなよ、翔、前見ろって 俺はカオリと、仲悪くなってねーぜ うん ほら、顔あげて ちょっといじくられただけだから ヤられてないし カオリさんが、言ったんだ カオリさん、タカシに身体触られて バンツ脱がされたんだ アイツ、腐っちまってたな アツシさんが、呟いた アツシに彼女が出来て、それを認められなかったんだね モテ男、気取ってて、女の一人も出来なかった自分の見栄に、負けてったのよ 真奈美が言ったんだ タカシと一緒に、間宮の居所へ行ったんだよ 味方だと、思ってた 変だよなぁ、何でタカシが、間宮の居所知ってたかなんて、 考えればわかりそうなもんだけどよ アツシさんの言葉に 最低だよ、アイツ、もう、友達でも何でもない！ 指、ムリヤリ入れて、タカシは、この穴使ってんのか？ 後で可愛がってやる ふざけないで！、バカにして！ 殺してやりたいわよ！ アツシの前で、言われたのよ！ 感情的に、カオリさんが言ったんだ カオリ、俺は意識なかったから、聞いてねーし 翔が、 あ、うん ごめん、ごめんなさい、俺のせいで 翔くん、いいのよ 私たちが勝手に、アイツの居場所を探したからなの 翔くんのせいじゃないわ！ 顔上げて、翔くん な、泣かないでよ、翔くん 悔しいよね 悔しいよ、そんなの 翔、以前の俺だったら、カオリに八つ当たりして、別れ話になったかもしんねーけど お前に教わってるからな それによ、あのバカと同じになっちまうしな そんなことで、大切な女を手放したら、バカだよ アツシさんの、声 翔、アツシに触らせるね アツシ、私に指入れなよ、少しは気が晴れるわよ 真奈美が言ったんだ バ、バカ言うなよ 翔に、殺されちまうよ 真奈美を襲った暴漢、両面潰れたんだろ？ あの、バカも、顔面陥没してたしな 真奈美に悪さした奴は、みんな、そうなんだよ ま、ざまぁみろって、とこだけどな うん、でもね、私は嫌なの 翔に、人を殺させたくない 翔は、躊躇わずに動くよ、最大限有効な処置を取るから う、まぁ、みんな、そうなれば、そうなんだろうけどよ 翔は、腕っぷしあるからな 翔だけは、起こらせちゃいけねーよ バカね、アツシ 翔くん、自分の事じゃ怒らないわよ 真奈美の事になったら、わからないけどね だから？、真奈美行かなかったの、合コン えっ？、興味ないし、 アユミの、彼氏は、見てみたかったけどね 眞鍋も行ってんだろ？ うん、歳上苦手じゃないからね、優子 嫌なことはあったけど、高橋さんとも仲良くなれたしね 翔くん、顔上げてよ 翔、変な噂気にしてんのか？ きっと、そうよ あのバカが、スタンガン使って、何人もの、女の子に悪さしてたから カオリもやられちゃったって、噂になってるしね 私はたいしたことないよ、真奈美、写真まで出回っちゃってるじゃない まぁね、中出しされて、妊娠した女 何度もレイプされた、女 親戚の男の子と肉体関係 わたしの場合、事実だけどね 真奈美、アッサリ、そう話してた 噂なんか、そのうち消えるよ 幸せにしてれば、勝手に消えてくさ アツシさんが、言ったんだ 私は消えないよ、写メも出回っちゃってるし、翔との関係も止めないもん 受けて立つわ、世間の風をね 強いね、真奈美 だってぇ、私の全ては翔のもんだもん 汚れたら過去も、これからの未来も ぜーんぶ、翔に預けてるからぁ なかなか、言えねーよな、 うん、かっこよかったなぁ アツシも、あんぐらい言ってくれたら、生でやらせてあげるんだけどなぁ おう、言えるぜ、だから、中でいいよな？ ダーメ、見返りある言葉じゃ、ムリよ ちぇっ、してみてーなぁ、生 そのうちね ……………… 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |