《MUMEI》

富士山の五号目は、快晴だった

見知らぬ人に、四人で写ってる写真を撮ってもらったんだ

なぁ、翔、両手に華で、写真撮らせてくれよ

アツシさんが言ったんだ

うん

デジカメを持ち、構えると
真奈美も、アツシさんに腕を絡めてたんだ

胸、くっつけちゃおうかなぁ

こら、真奈美!、アツシをからかわないで!

カオリさんが、怒ったとこで、カシャッ!

ぁは、面白い写真取れたよ

サンキュー、次は翔だぜ

翔くん、肩抱いて

カオリさんに言われたんだ

真奈美が睨んでた

そんな、ばか騒ぎをしながら、楽しくドライブしたんだ

帰りの車の中で、下ネタになった

きっかけは真奈美が

あ、翔が出てきた
股を押さえて、そう、言ったからなんだ

カオリさん、真顔で聞いてた

出てきて普通なの?
おかしいのかなって、さっきから思ってて

普通よ、数時間たってからもあるわよ

そうなんだぁ、よかったぁ
私の変なのかなって

それから、アツシさんのが小さいって話しになって

それから、刺激的な秘密を共有しちゃったねって、なって

それから、アツシさんも、カオリさんも
周りの噂を、笑えるようになったって、後日、聞いたんだ

気か流してるんだって
それに、友達だけど、俺達とは違うって

わかってもらえない人も居るさって

深い友達と、浅い友達
言葉にすると、ちょっと、あれだけど、
事実、そんなもんだって

そして、俺、学校が始まったんだけど
思ってたより、何事も無かったんだ

逆に周りが気を使ってるみたいに、感じたんだ

……………

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