《MUMEI》

「見てたの?」



星菜は以外にも落ち着いている。



「あ、あぁ、うん」



見るつもりはなかったんだけどと焦りながらつけたした。



「まっ、別にいいけどお兄ちゃんだし」



そっけなく返された。



星菜はパンツとブラをしてから



「じゃ、お母さん帰ってきたみたいだし」



と一言いって、扉をバタンと閉めた。



しばらく唖然としていると一階から



「啓太ー、星菜ー、もう帰ってるのー?部活はー?」



というお母さんの声がした。



啓太はやべっと思い、そっけなく



「あー?今日部活ないけどー?」と嘘をついた。

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