《MUMEI》
病と、想いと、欲望と
ずいぶん、思いきったこと、言うんだね

うん、自分でも、驚いてる

性欲?

それも、ある

話そうよ、身体なんて、いつでも出来るよ
その気になったら、セックスはいつでも出来るよね?

否定しないんだ?
こんなこと、言い出した私を

他の女なら、全否定よ

カオリだったら?

微妙ね、私もアツシにやられちゃうもの
して、出来ない相手じゃないけど、
とょっと、躊躇うわ

真奈美、私ね、本気の恋愛したことないの

うん、わかってる
私も初めてだから、翔が、初めてだから

うん、それなりに好きになったから、エッチしたんどけどね
真奈美の好きと、私の好きは違いすぎ

まんな、そんなもんじゃないの?
そこから始められる相手かどうかよね

うん、そう思う
あの人と寝たのは間違いだと、わかってる

話すの?、翔に

うん、全部、ぶつけてみたい、翔くんに
恥も外聞も捨てて

うん、きっと翔は、聞いてくれるよ
アユミの女の部分を知ったんだもん、知らん顔は、しないよ

初めから、そのつもりだったの?
私のスカート捲ったときから

ん、想定外、翔が、あんなに夢中になるなんて、思わなかった

優しさよ、私のコンプレックスを取り除こうって

そう思ったけど、違うよ、本気で夢中になってたわ

なら、嬉しいなぁ
私の舐めてくれる人、少ないもん

全部、話してみたら?

うん、聞いてくれるよね?
翔くん

う、うん、その前に、隠そうよ、丸見えだよ、二人とも

この方が、話しやすいな
オマンコ隠さないで居れる人じゃなきゃ、話せない

う、うん

まだ、見たりないの?
散々舐めたでしょ?

だってぇ

翔くん、出してないもんね
真奈美としちゃったら?
わたし、見てたいし、それから、話してもいいよ

だめ、気になって、エッチに集中出来ないよ

気になる、か、翔、完全にアユミを、意識してるね?
身体だけなら、楽だけど
ま、いいわ
アユミ、話してみて、私も聞きたい、もっとアユミを知りたいわ

うん
私ね、一学年遅れてるんだ、知ってるよね
完治しない病気なんだ
薬で押さえてるだけなの
今は、それが主流の治療法なんだって

白血病なんだ

!、白血病って、血液の癌じゃない

うん、そうだよ
今は、安定してるし、生活に何の支障もないけど
抗がん剤治療は、身体がボロボロになるから
この病と、一生付き合ってく覚悟で、今の治療をしてるの

だから、結婚は考えてないし、赤ちゃんも、あきらめてるんだ

…………

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