《MUMEI》

遊んでいいってさ、どうするの?、翔

他人事のように、真奈美が聞いたんだ

病気のこと、詳しく教えて

俺、そう真鍋さんに聞いたのに

やだ、抱いてくれたら、話す

ふざけてるみたく、そう答えるんだ
俺、真鍋さんを、見つめてた

わかったわょ、
クスリがあってるから、10年やそこら、へーきよ
体力もあるし、普通に暮らせるわ

翔は、そっちが気になるんだ?

真奈美は、違うの?

うん、だってアユミは病と戦ってるもん
それに、今は、こんなに元気なんだし
翔が、アユミを抱くかどうか、それが一番気になるわ

真奈美は、反対しないの?
私と翔くん、生でしちゃうんだよ
真奈美が嫌なら、しない、あきらめるよ

ねぇ、アユミ、翔、他にも、女居たらどうする?

例えば、妹さんとかかな?

な?!、なんで?!

そんなに驚くの?
翔くん、わかりやすいね
あいつらを追い詰めたとき、なんか直感したの
普通、妹があんなに必死にならないわよね
私自身、父と肉体関係もったからかな?
なんとなく、そう思ったんだ、半信半疑だったけどね
詮索、しないわ、知らないままでいいの

俺、言葉を失ってた

なるほどね、オモチャにして、か、
翔の、深い部分は、詮索しない
他の女の了承は、求めない
そう言う意味ね

遊びでいいの、遊ばれたいの
でも、私は本気よ、ピル、処方してもらうわ

ねぇ、教えて、何で翔なの?

わかんない、
真奈美が好きだからかも

なによ、それ

いまね、下半身裸でこうしてて
違和感ないの
エッチなこと、したいよ、でも、それより
貴方たちと、親密で居たいって、思うの

そう話して、膝を抱えた真鍋さん
割れ目が丸見えになってた

翔くんと、真奈美に、私をあける

俺に、ソコを見せつけるように、そう言った真鍋さん

考えとくわ、急いでないでしょ?

真奈美、そう言って、真奈美さんと同じ様に膝を抱えたんだ

二人の割れ目が見えてた

見比べてるの?

真奈美に聞かれたんだ

遊びでして、いいのかなぁ?

真顔で真奈美に聞いたんだ

わからない、私には
翔が、決めることよ

真奈美、そう答えたんだ

……………

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫