《MUMEI》 ラーク「………そうか」 「………ん」 結局、 話してしまった。 ルティの胸の中じゃ、嘘はつけない。 ラークが悪魔……… その悪魔に毎晩、犯されている……… 「………バカ」 「………ごめん」 「面倒な奴に見られてたなんてな」 「………」 「けど………悪い人じゃない………」 「………どういう意味だ」 「………必ず………私を抱くとき、躊躇ってる………」 「………え………?」 「私の上で………躊躇って………」 結局、私を抱く。 それに、だめな日は"中"に注がない。 教えてないのに、察知して……… 「………変な奴」 吐き捨てるように言う。 「ルティには、だめな日でも足を開けるよ」 「薬を飲ませてるからな」 「それに、ルティとは何かを隔ててするのは好きじゃないし」 「駄目な日は奴に足は開くな」 「………うん………」 腕から伝わる、ルティの体温をただ、感じてた― 前へ |次へ |
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