《MUMEI》

これで、全てだ、
気にくわないか?

おじさんが、俺に聞いたんだ

返事に詰まった

確かに、現実的ではある

沈黙が続いてた

翔、自分の悔しさを、張らしたいの?
それとも、私ら女達の事を守りたいの?
どっちなの?!

真奈美に叱られるように、言われたんだ

あ、うん、そうだね
俺、なに考えてたんだろ、ごめん、
アユミさんに、確認取らなきゃね

翔、アユミさんは、了承したのよ
でも、お父様とは、もめてるわ

貴子叔母さんが、言ったんだ

父親と?、揉めてる?

それは、別件でよ、お金が絡むと、親子でもね

貴子叔母さんの言葉だった

高橋建設は、潰さないが、生き残る道も、まぁ、無いだろうな
不満か?

おじさんの言葉に

本当に、条件を飲んだの?

それしか、道はねーだろうなぁ
こっちは警察介入で構わないって、言ってんだ
彼方は、俺達には、それが出来ないと、決めつけてた
料理はお前に任せるよ、好きに形つけろ

わかった
真奈美、それで良いんだね?

うん、翔が、そばにいてくれるなら
後はどうでもいい

自分の耳で聞きたい、アユミさんに会ってくるよ
後で、電話する

翔、もう、午前2時よ、面会時間、過ぎてるわよ

えっ?、もう、そんな時間

寝てない、食べてない、女も抱かない、
修羅ね
春奈ちゃんが言ってたわよ
お兄ちゃん、恐いって
言葉は優しいのに、から笑顔だって

貴子叔母さんに、そう、言われたんだ

……………

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