《MUMEI》

乳を揉み、毛の奥の穴をまさぐり、指を入れた
微かに濡れてた

そして、肛門に指を捩じ込みかき回した

その指を唇になすりつけ

これが、犯されるってことです

そう、言ったんだ

真知子は、何も言わず、周りを見てた

おじさん、叔母さん、カスミさんが、見てるなかで
俺の指に陵辱されてる

服を着てください、真奈美とアユミさんを連れてきます

俺の言葉に小さくため息を吐き
服を着だした、真知子だった

…………アユミさんは、慰謝料、治療費等、合わせて1億円

アユミさんを犯した奴は、高橋一族の人間なんだ
執行猶予中らしい

そして、真奈美は俺の所有するビルに隣接する土地で、払ってもらったんだ

念のため、言っときますけど
アユミは、将来を見据えて、留学する夢があったんです
このお金で、容易になるてしょうけど
女の身体に傷を付けて1億円は、安すぎますよ
私は、翔の事業の足しになる形を取らせてもらいました
未来を見据えての事です
その、未来を邪魔するのであれば、戦いますよ

真奈美が、真知子に言ったんだ

お金で解決はしない、わかっております
翔さんの、無茶な要求も、実現させますわ

そう、真知子が言ったんだ

何を、隠してる?
そこまでして守ってるものは、何なんだ?

俺の中の疑問が膨らんでた

釜を掛けたんだ

新たな事実が出てこないと、よろしいですね

真知子を見据えた言ったんだ

一瞬、目を剃らした
俺はそれを見逃さなかったんだ

後から知らなかったは、通用しませんよ

さらに、追い込んでみた

何のことかしら?
はっきりおっしゃってくださいな

強気に出てきた真知子に

俺が、あのビルを所有した経緯をご存知ですか?

詳しくは存じませんが、何かの賠償だったと聞いております

高橋一族が、関わってなければ、それで構いません
もし、関わってたのなら、崩壊させます
よろしいですね!

何をおっしゃってるのか、わかりません
何か、証拠でも、おありですか?

何の証拠ですか?
そこで、証拠という言葉を選択されるのは、いただけませんね
しっかり、伝えましたよ

今度は目を剃らさなかった

俺、確信した
何か有るってね

……………





なりふり構わずだな、大金で形をつける、か

真奈美は示談書を交わさなか

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫