《MUMEI》

ルーテルに連れられ、雑室に入る。
ルーテルが振り向く。

「本当にいいのか」
「したきゃ、すれば?」

ベッドに寝る。


―ルティじゃきゃ、皆同じ………


「ふーん………しっかり調教されてるな」

「別に………ただ、したいだけ」

不思議なくらい、ドキドキしない。

ただ、ああ、何か触ってるくらいにしか―



全く、濡れていないのに、入ってくる。

こいつ、下手だ。

ルティがいい………


「………っふぁ………あっ!?」

後ろまで、弄ってくる。


ルティは"そこ"………弄らなかった………

「あれ?こっちは、まだなのか」

クスッと、笑うルーテル。


「っやだ………そっちは………」

「あれ?濡れてきた」

………っ!!?

そんな………



「………………んんっ………」

指が入って、掻き回す。

「きついな………まだこっちは処女か」


ルーテルは、不気味に笑った―

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