《MUMEI》
アルバム
オムライスは食べ終わり、みんなは寝ようとしている。

夜空「ちょっとみんな!ここは私の家なのよ?自分の家のように寝ようとしないでよ!」

翼「今日は、もう疲れたからみんな眠いんだよ」

眠いって…そんな言い訳なんか聞かないんだから〜!!

翼「とにかく、風呂借りるぞ」

翼は、お風呂場へ向かった。

むっか〜

ここは私の家なのにー!

私は、ふらふらと自分の部屋へ向かった。

そういえば、翼以外の直樹達がいない…

ガチャ

直樹「うわっ!!」

ドアの近くに居た直樹が、飛んで行った。

なんで、直樹達が私の部屋に…?

奏斗「あ、夜空!今ね?夜空のアルバムを見てたんだ〜♪」

奏斗は、嬉しそうに言った。

風夜「んで、写真を貰おうって話になって… ドカッ 痛って〜」

私は、風夜を蹴った。

夜空「あげる訳ないでしょ〜?(黒笑)」

風夜「で、ですよね…」

風夜は、ガッカリした。

ていうか、写真が欲しいってどういう趣味してんだか…

私は、ペラペラとアルバムを捲った。

夜空「あ、これ中学の時のだ!」

私は、写真を抜き取った。

家庭科の授業で、エプロンを着て、クッキーを作っている写真だった。

中学の時と比べて、不細工になった〜

(いやいや、今も綺麗で可愛いですよ? 作者)

ありがとう(ニコッ)

(い、いえ////// 作者)

輝「隙あり…」

輝は、私の持っていた写真を奪い取った。

もう、作者のせいだからね!!

(えぇ!? 作者)

夜空「輝、返しなさい!」

輝「…みんなにコピーしてあげる」

無視!?酷くない!?

ていうか、輝ってこういう性格してたっけ?

直樹「輝、ナイス!」

直樹は、指をパチンと鳴らした。

私は、直樹を睨んだ。

母「夜空ー?翼君が呼んでるわよー」

夜空「はーい」

もう、なんなのよ!

ガチャ

お風呂場の扉を開けた。

翼「おい!!」

開けた瞬間、呆然としてしまった。

なぜなら、扉を開けたら上半身裸の翼がいたから。

下半身は湯気で、見れなかったから大丈夫だけど…

バタン

私は、見なかったことにした。

翼「ちょっと待てよ!!」

バンッ!!

夜空「きゃあ!」

扉が急に開いて、裸の翼が出てきた。

夜空「ちょっと出て来ないでよ!変態!!」

私は、思いっきり叫んだ。

翼「変態とはなんだ変態とはー!!」

とにかく、バスタオルを渡した。

そして、リビングへダッシュで行った。

ハァハァ

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