《MUMEI》

僕はそう言いながら近藤さんの杯にお酒を注いでいた。
近「ん?あぁすまんな」
まるで父親のような笑顔で言ってきた。まぁ、僕には居ないが。
桜「いえ、当たり前どす」

次は副長かにゃー?
桜「どうぞ土方はんも」
土「い、いい!」
土方お酒苦手説は本当だったのか……;
桜「なら熱いお茶、用意いたしますね。」
すぐさま用意してあったお茶を出した。
土「すまねぇ」
申し訳なさそうに言うので、
桜「いえ、お酒が苦手な方もよくお越しになりますから気にせんといて?」
首を傾げ上目遣いでそう言ったら顔を赤くした。
夏風邪かなぁ?気を付けないと!

桜「山南はん、お注ぎ致しますね」
山「あぁ、どうも」
優しそうな笑顔だな。

桜「沖田はんも」
沖「うん!ありがと♪」
楽しそうに永倉をイジリながらわざわざ音符まで付けて来たよ。

桜「斎藤はんもどうぞお注ぎ致します」
斎「あぁ」
本当に無口だな
さて次h斎「ありがとう//」
うん。いきなり言われると照れるな。
桜「い、云えお気になさらずに//」

桜「藤堂はんもどうぞ」
じぃーー
桜「な、何どすか?;」
藤「いやさ、変な眼帯だなって」
へ!?
ボコッ
あ、原田さんに殴られた。

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