《MUMEI》
すたーと。
誰にも言えない悩みっていうものは何歳になっても必ずあると思う.........







悩みが無い人はこの世にいないなんて事を道徳かなんかの授業でやったと思うけど、そんなに難しく考えないでほしい。










ちょっとカッコつけてみたけど、僕は普通のどこにでもあるような中学校に3年間通っている岩沢航15歳だ。








同じ中学校に3年も通っていれば当然、そこそこ友達も出来るものでまあ日常生活は上手くやっていけている方だった。










ただ、そんな平凡そうなぼくにはちょっと問題があった。















そう...それは独占欲が他人より強すぎるという問題(自称)、しかも同性に。










僕は決して同性愛者ではないが、仲良くなるほどその人を取られたくないという気持ちが何故か強まっていくという問題(自称)に多少は悩んでいた。









話は変わるが、よく青春はいいなんて大人は言うけれど僕は実際それほど楽しくないと思う......







と言ったら嘘になるが、大人が思っているほど楽しいものではないと僕は思う。







つまり、中学校3年間で起こった出来事を100とすると、楽しかった事は20で辛かったり苦しかったりした事は残りの80だということ。


(人それぞれかもしれないが…)








そんな僕の退屈に囲まれた“フィフティーンずライフ”が今始まる。



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