《MUMEI》
沙羅と瑠菜
「もう戻って来ないんじゃなかったんですか?」


瑠菜はうつ向きながら、少し大きめの声で言った。


「あ〜。暇だったから。また働こうかなって!」


沙羅は俺のベットに座り直した。


話を聞く限り、沙羅は前にここで働いていたようだ。そして何らかの理由で『もう戻らない』と言って出ていった。


なーんて。推理小説風に解説してみた。



まあそれは置いといて、何でやめたんだろう。






気まずい沈黙が三人を押し潰す。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫