《MUMEI》 問題発生!!〜優姫〜「あっ、優姫おかえり。どうだった?」 「はぁ〜。分かってるでしょ?断ったよ」 私は昼休み屋上に呼び出されていた。はぁ〜何で私なんかがいんだろう。 「ちぇー。つまんないなぁー」 「つまんなくないから!」 人をなんだと思ってるんだ。まったく! 「はぁ〜、優姫も一途だなぁ〜」 「一途の何が悪い!!、いいじゃん一途って」 「んん〜でもさぁ〜、将君は優姫のことが好きなの?」 そっ、それは。・・・ 「分からない・・・です」 「はぁ〜聞いちゃえばいいのに」 き、聞くなんて 「む、無理でーすぅ〜」 「・・・(今度こっそり聞いてこようかな)」 「んっ?なんか言った?」 「べっつにぃーなんも言ってないもん!」 怪しすぎるね。 「なんか言ったでしょう?」 「言ってないってばぁ〜」 なかなか言わないな。だったら! 「麻衣、シュウクリームおごってあげるよ?」 「えっ!ホントに!!」 麻衣はシュウクリームが大好きだから買ってあげれば白状するはず!! 「うん!だからその代わりに教えなさい!!」 「えぇ〜・・・うん〜・・・分かった」 ほらね!! 「優姫、言うからちゃんとおごってよね!」 「もっちろん!」 よし!じゃあ放課後、麻衣と出かけるついでに、買いたかったものも買ってこようかな!! 「じゃあ優姫、ホームルームが終わったら行こうね!!」 「うん!」 楽しみになってきたな!! そして放課後になり麻衣と一緒に、よく行く喫茶店に入った。 「で、将君とは、どんなかんじなのかな?」 なっ!! 「いきなりきくの!?」 「もちろん!あたりまえでしょ!」 あ、当たり前じゃないよね普通は。 「ど、どんな感じって聞かれても…」 将はきっと私のこと好きじゃないよね。だって、ただの幼馴染みだもんね…。 黙ってしまった私に、麻衣は、 「聞いてみる?将君に。」 「えっ、な、何を」 「何をって、決まっているじゃない!優姫のことが好きなのかってことよ」 えぇ〜!!!そ、そんなこと 「そ、そんなこと、き、聞けるわけないじゃない!!/////」 そんなこと出来るわけないよぉ〜。 「まあ、聞く予定だけどね♪」 「え・・・えぇぇぇ〜〜!!」 前へ |次へ |
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