《MUMEI》
二人の時間
その足で、優子をデズニーランドに連れてったんだ

夏休みで、とても混んでた
アトラクション待ちで並んでるとき、他愛ない話の中で、そっと、チュッてキスしたんだ

少し驚いた優子たけど、照れたように笑ってた

ずっと、優子と手を繋いでた

そして、夜の華やかなパレードを見て
そして、ホテルへ

胸が、急激に高鳴ってた

優子も、無口になってた

夜の海が見える窓際で、
優子を抱きよせ、大人のキスをしたんだ

優子の腕も、俺を抱きしめてた

長い、長いキスをした

だえきが交ざり、歯の裏まで、舌を

愛しくて、たまらない

流行る気持ちを押さえられたのは
優子が、完全に、無防備だったからだ

耳に、キスをしても、鼻にキスをしても
瞼にキスをしても
甘い吐息を、小さく漏らして、俺の背中を抱きしめてくれてたから

そして、顎にキスをして、
優子の服を、脱がせていったんだ

窓のカーテンは、明けららたままだ

明るい部屋の中で、優子を立たせたまま、
裸の胸に、顔を寄せた

形の綺麗な、真っ白な乳房
そして、色素の薄い、肌色の乳首

ポツポツのない、艶やかな乳輪に、舌を這わすと
俺をギュット抱きしめる優子

ここまでは、知ってる
この先は

優子のスカートが床に落ちた

細いウエストを撫でながら
おへそにキスをして、そして

優子の下着の上から、キスをしたんだ

激しく濡れてる下着は、俺の唇を、濡らすほどだった

レースの部分から、真っ黒な毛が見えてた

そして、立たせたままの優子の下着に指を掛け
ゆっくり下げると、毛の全てが現わになったんだ

その毛にキスをし、さらに、下着を下げた

優子の、ソレが、目の前に見えたんだ



小さな、優子の吐息

片足を抱え下着を脱がし、そのまま
脚を押さえて顔を

優子のが、見えてる

想像と、違う?

俺の声も、優子の声も、震えてたんだ

…………

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫