《MUMEI》

皆のひんしゅくをかう、
そのつもりで、真奈美を仰向けにした触ったんだ

あら、凄いわね
股まで滴ってるわよ

うん、確かめるように、探るように、触られたの
形も、柔らかさも、知られちゃった

いいわねぇ、私には、そこまでしなかったわよ

お母さんには、遠慮もあるでしょ?
私の勝ちね、優子

そうでもないわよ、私がこっちで恵太の噂話し、してたからよ

うん、そうかもね、でもね、ほら
ボタン外されたわ
見られちゃう、とこだったわ

………憧れの、真奈美の薄毛だものね
私はモジャモジャだしね

剃ったら?

私は私よ、これで勝負するわ
恵太が剃りたいなら、剃ってもらうけど

翔は、気に入ってたわよね、
真っ白な肌に、その黒いモジャモジャを

まだ、言うの、恵太を刺激したいの?

うん

何なんだろう、この会話は

マサヒロさんは、ニヤニヤしてるし

貴子さんも、なんだか、それに、優子

シャワーしてくる、グショグショなの

真奈美が部屋から出ると同時に、翔がアヤナちゃんを、連れて帰ってきたんだ

恵太だぁ、これ、幼稚園で作ったよ、アソボ、恵太

アヤナちゃんが、来た

ごめんねぇアヤナちゃん、パパとお話があるんだ
翔、ちょっと、いいかな?

うん

翔を連れ出した

込み入った話しか?

だね

家に来いよ

タワーマンソョンの最上階は、マサヒロさんの家と
今居たゲストハウスと、翔の家だけなんだ

翔の家のリビングで、指を見せた

真奈美に触ったんだ
やらしく、触ったんだ
俺を殴れ

そう言った俺に

締まり良かったろ?
子供産んでるとは思えないよな

へっ?、ゆ、指なんか入れてねーよ!

入れてねーのか?

話が食い違う、なんでだ

翔が、笑ってた

俺、わからないまま、翔をみつめてたんだ

優子も怒ってなかったろ?
女同士で話が出来上がってんだよ
触るまではOKらしいぜ
写真しか、知らない、本物を見てないお前に、確かめるように触られたい
真奈美が望んだことだよ

意味がわからなかった

貴子叔母さんなんて、恵太とプレーしたいってさ

プレー?

性欲のままに、慰みものにされたいって
マサヒロおじさんの、見てる前でね
恵太、ぶっちゃける
真奈美を犯すとこがみたい、考えただけで、興奮する
恵太に悶える真奈美

真奈美はさ、俺が優子を知ってるから
自分が恵太とすれば、五分でしょって

だから、怒ったんだ
恵太としたい理由を、優子にするなって
どこまでさせるか、わかんないけど
嫌がってないよ、真奈美
だいたい、マッサージで、濡らしてるんだよ、
それでも、俺、頼んだじゃん、してあげてって
その時点で、気付けよ

俺らはなんも、問題ねーよ、優子と話な

翔は、そう言ってた

ゲストハウスに戻ると

良かったわねー、真奈美をいじくりまわせて

優子が言ったんだ

モラリストの、恵太くんにしては、意外ね

貴子さんの言葉に

私の魅力が勝っちゃったのよね

真奈美が言ってた

そして、俺は、アヤナちゃんに捕まり
また、お馬さんしたんだ

真奈美を犯すとこが見たい

翔の言葉が、頭に残ってて

あんな、良い女を、犯したら
翔の女を、自由にしたら

考えないようにしてた

でも

今は、アヤナちゃんと、遊ぼう
子供かぁ、可愛いよなぁ

でも、育てるには、責任がいるよな

俺は、どうして、あんな育てられ方をしたんだ?

まるで、戦う道具のように、育てられたよなぁ

遊び疲れて、アヤナちゃんが、寝ちゃったんだ

ごめんね、疲れたでしょ?

俺の腕からアヤナちゃんを、受け取った真奈美が言ったんだ

マッサージの方が疲れるだろ?

翔の言葉に

お礼は払ったわよ、触ったもん、恵太

安いわねぇ

安くないてしょ?私のよ!

安いわよ

優子と真奈美が、また、変な喧嘩をしてたんだ
本気じゃない、じゃれあいみたいな喧嘩を

……………

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