《MUMEI》
沙羅視点
「沙羅。部屋に戻りなさい。」
セレナは沙羅の涙を拭いた。
「失礼しました。」
扉の向こうには幸紀が居た。
幸紀ちゃん。そんなに優しくしないで。
私は凄く最低な魔女だから・・・。
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