《MUMEI》
担任
ていうか、暑っつー!!

髪をポニーテイルにしてるからまだマシだけど…

職員室はどこ〜?

もう駄目…

木の影に座った。

鞄から水筒を出した。

ゴクゴクという音をたてながら水を飲んだ。

ぷはー

よし!

職員室に行こう!

あ、でも、場所知らないんだった…

ん?

あぁーーー!!!!!

あれって、地図!?

地図だよね?

私は、地図らしい物に近づいた。

やっぱり、地図だー!

これでもう大丈夫よね!

カメラで地図を撮った。

カシャ

バッチリ撮れた!

なんでカメラ持ってるかって?

実は、私ね?

カメラで何かを撮るの大好きなんだ!

陰陽師らしくないって?

たまにはいいじゃない!

とにかく、職員室に行きますか。

歩いて10分。

結構遠いんだね。

まぁいいや。

コンコン

ガラ

?「ん?誰だー?」

職員室にはプリントを見ている男の人しかいなかった。

授業中?

でも、なんであの人居るんだろ?

美「転校して来た橋本 美花ですけど、あなたは?」

?「お前が陰陽師の転校生か。俺は、來葉 淳-クルハ アツシ-だ。ちなみにお前の担任」

美「私の担任?担任なら、授業は?」

淳「あ、急ぐぞ!!」

この人忘れてたね。

笑いそうになったけど我慢した。

それより、なんでこの人私が陰陽師って知ってるんだろ?

お父さんが言ったのかな?

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫