《MUMEI》

ふ〜ん、確かに珈琲は、美味しいな

敵地かな?、春奈ちゃんにとっては
この前の、野外コンサートの時の人達が居た

あまり、良い関係ではない、人達だよな

さっきのポルシェの女が来た
自分の車を、男に運転させてんのか?
金持ちが集まる大学らしいよなぁ
見栄っ張りが、たくさん居るって、真奈美も言ってたしね

おっ、取り巻き達も来たか

ポルシェ女が勝手に俺達の席に座っても、春奈ちゃん、文句言わねーってことは
対決するつもりってことか

彼氏じゃないけど、デート中
美味しい珈琲飲みたいって言うから来たのよ
客層悪いけど、珈琲たけは美味しいものね

あ、そう、相変わらずね
身分をわきまえてないわ
これだから、近親相姦の妹は困るわね
知ってます?、彼女のお兄さん、母親の妹の娘と

ポルシェ女が、俺に、説明してきた

真奈美だろ?、知ってるよ
ある意味有名な女性だもんね

恥知らずな女性のようですわね

でも、美人だぜ
理屈抜きで、良い女だよ
春奈ちゃんも、綺麗だけど、真奈美は別格かな
あれは、良い女だよ、マジ

はしたない女ですわよ

だから、理屈抜きで良い女なんだよ
貴女とは、違ってね

この店で、私に喧嘩を売ると、痛い目見ますわよ

そうなの?
そうは!思えないんだけどなぁ

ポルシェ女が、立ち上がった
そして

彼氏に怒鳴られてた

お前、こ、この方わかってんだろうなぁ!
高橋家の総代だぞ!
謝っとけ!

春奈ちゃん、スンゴイ悪い笑みを浮かべてた

ぁは、こう言うのがストレスだったのかな?
春奈ちゃん、
イジメじゃないけど、まぁ、でも、イジメられてたのかなぁ

やるのら、ヤろうよ、割りと強いよ、俺、
それに、この街で、俺に喧嘩売るんだ
それなりの覚悟もあるだろうね?

…………きゃはは、楽しかったぁ
ザマー見ろって感じよね

車の中で、春奈ちゃんがはしゃいでた

でも

最低だ、わたし

そう、呟いて、涙を溜めてたんだ

夏の海、海岸線の道

もう、海水浴客は見当たらない
サーファー達が、居るだけだ

窓の外を、黙って見てて春奈ちゃんが

ねぇ、ホテル行こうよ
生でいいよ、
外に、出してね

そう、言ったんだ

返事をせず、車を走らせ
海沿いの駐車場に停めたんだ

ドライブインとかがある、駐車場に

ここで、するの?

春奈ちゃん、そう聞いたから

俺に惚れてないだろ?
出来ないよ、したいけど

そう話した俺に

あっそう、のら、その辺の男にナンパされてくるわ

そう言って、車を降りようとした

春奈ちゃんの肩を掴み

いかせてやるよ

そう、言ったんだ

止めてよ!、カッコつけ男!
や、触んないで!

翔に、こうされてんのか?

離してよ!

平手を受け止めた

俺に勝てるやつは居ないよ、諦めな

スンゴイ形相で、俺を睨んだ春奈ちゃん

ぁは、ピンクの乳首
翔は、これを舐めてんだね
ここは?、まだ、濡れてないね
翔の指に、触られまくってんだろ?

結局、やりたいんでしょ?
気取って、カッコつけといて

冷やかな目で、俺を見て、そう言った、春奈ちゃん、だったんだ

…………

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫