|
《MUMEI》 俺と翔俺、翔に話したんだけど 断られた 優子を、もう、愛してないのか？ 前より、愛してるぜ なら、何でだよ！ 愛してるからだよ！ お前に惚れてる優子が、メチャクチャ愛しいんだよ 優子は、翔達を求めてる 身体だけじゃねーぜ わかってる 恵太！お前はどうなんだ？ 俺？ そうだよ、お前は真奈美を抱かないだろ？ 真奈美を抱かないって事は、俺を抱かないって事だ なのに、俺に恵太を抱けって言うのか？ ………ホモかよ 必要なら、俺は出来るぜ え？！ 恵太は出来ねーだろ？ …………わかんねー、考えても見なかったな なら、考えろよ 女の交換をするつもりはねーよ 真奈美は大切な、俺の妻だ フリーセックスに興味はない でも 本気のスワップなら、興味はある わかんねーよ、想像すると、興奮はするよ でも、わかんねーんだよ 真奈美、今でもマサヒロさんを、好きだぜ その気になれば、寝れるはずだよ でも、マサヒロさんが、離れてってる 抱きたいけど、抱かないってね 何でだ？ さぁね、何でかね 翔は、わかってるんだろ？ まぁね それが、正しいからか？ 違うな じゃぁ、なんなんだよ 我慢した方が、より、興奮するだろ？ 一生真奈美を抱かないって言ってる訳じゃないよ 性欲だけで、抱ける日が来るのを待ってるんだよ 性欲だけ？！ そうだよ でも、勘違いするなよ マサヒロさんは、先に朽ち果てる 寿命が違う 本気で、性欲だけでセックス出来る年代になれは、わかる事かもね カスミさんのように お互いが、心底納得出来てたら、悪いことじゃないだろ？ 始まりは、セクハラでも、強姦でも、恋愛でも何でもいいさ どこに向かうかが、大切なんだよ 俺達は、そうしてきた 強要は、出来ないけど、悪くない いや、普通より遥かに素敵だと、俺は思ってる 俺が、もし、死んだら、恵太は真奈美とアヤナを守って行けるか？ 当たり前だろか！ 俺の業に付き合わせちまってるんだ ってか、死なさねー 命に掛けても、絶対にお前を死なさねー！ 恵太が死んだら、優子と二人の子供を、俺が守る どんなことをしてもな たとえ、何百人殺してもだ！ 想いは、同じだろ？ 翔……… 仮に、そうなったとしたら 身体も慰めるんじゃね？ え？ そう言う事だよ、俺が言ってる事は 春名は、守ってもらえるのかな？ ………………翔の言葉に、驚いたけど 何かが見えた気も、したんだ ………… 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |