《MUMEI》

スピードを、殺された
唯一勝ってる武器を、失ったんだ

ティナ!動くな、動けば優子を殺す

私には関係ない女よ

ティナ、手出しするな!

恵太!

お利口だね、恵太
優子を奥の部屋へ連れて行け、

イサムの命令で、黒人二人がニタニタしながら、優子の胸やシリヲまさぐりながら
奥の部屋へ連れて行ってた

白人女が、何処かに連絡をしてた
そして、白人男がハンドガンを持ち出したんだ

ティナが連れてきた者たちは、丸腰だろうな

めんどくさい国だ、日本は

イサムの攻撃を受け流すのに精一杯だった

どうした、おら、さっきまでの威勢は何処に行った!

直撃!
腕でガードしたけど、身体ごと、壁までぶっ飛ばされた

受け身すら、取れなかった

肋が肺に刺さった

呼吸が、くっ

白人女が、モバイルを、俺に渡そうとしてた

サインアップ、シークレットコード

ざけんな、まだ、負けてねー!

勝ち誇った顔、しやがって!

高い鼻を、陥没させてやったんだ

ノー!

白人男がハンドガンを俺に向けてた

コイツの女か?

ゴン!

そらに、殴った

バシュ、バシュ、バシュ!

サイレンサーから、放たれた弾丸は、俺が引っ張った女の背中を貫いてたんだ

けど、フルメタルジャケット弾かよ

俺にまで、弾が届きやがった
白人女の身体を、貫通して

ノー!、ノー!

この白人男は、土素人だな

ティナ達が、制圧してた

バカが、使えん男だ

イサムが、吐き捨てるように、言ってやがった

また、誰か来た

ロシア語だな

大使館、イサムを引き取る

なるほどね

…………



バカが、その出血じゃ、2分かな

十分だろ?

ほざけ

転げで避けたのは、わざとだ

黒人男の悲鳴

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫