《MUMEI》
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暇なので部室に来てみた。
どうやら今日は誰も来ていないようだ。
少しだけ残念に思った。
…別に赤羽先輩に逢いたかった訳では無い。
他の部員の原稿でも漁ってみようかな…。
手近にあった赤羽先輩のロッカーを開けてみる。
思った通り、先輩は原稿を置いていた。
「…ご拝見します」
早速読ませて貰おう。

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