《MUMEI》
結末、または惨劇
私には後輩が出来た。
彼女は興味深かった。
だから、恐らく、彼女は生きる。

私には後輩がいる。
私は彼女が好きになった。
だから、彼女以外は死ぬだろう。


私は少女に向かって笑い掛ける。
「キミは笑ってるときが一番可愛いよ
だから、ずっと笑顔でいてよ」
恐怖に彩られた少女の顔を私は優しく撫でた。
彼女の頬に美しい、そして歪な紅色が映える。
「ずっと、一緒にいようね」

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