《MUMEI》

そんなに、私を好きだったの?

抱かれてて、わかったろ?

うん、でも、同情かなって

本気で言ってるのか?

半分………聞きたいな、当時の本音

躊躇いもあったよ、正直、優子の身体に夢中だった

一族から、離れたいって優子も見え隠れしてたよ

優子は、未来を見えてなかった
守りたい、その一心で、抱いたんだ

俺が居た施設に、恵太が居たんだよな
俺は、我が道を貫いただけだけど、慶太は………
彼らに未来を見せたろ?

器が違うんだよ、俺なんかとは
だから、諦めた

器は、変わらないよ
確かに慶太は、未来と希望を見せてくれるわ
でも、傷つくよ、恵太の側に居ると
傷ついても、私は恵太の側にいるけどね

優子、今でも俺を好きか?

うん、真奈美を愛してる貴方が好きよ
でも、奪いたくなるときも、あったわ

恵太の前で、そんなことを言うのか?

うん、自信はないけど、信じてるの
貴方を忘れられない私を、慶太は、愛してくれるって

忘れられない?
過去の俺をか?

今の貴方も好きなの
だって、翔くん、恵太に惚れてるでしょ?
だから、エッチできるよ

優子から、翔にキスしてた

触れあった唇が、舌を受け入れるまで
時間はそんなに、掛からなかったな

脱がされてく、優子

翔の手が、優子をまさぐってる

そして、下着を脱がされるとき
優子は翔に、協力的だったんだ

これが、今の私よ

惜しげもなく、裸体を披露してる優子に

涙…………翔が、涙を溜めてた

綺麗だ、知らない優子だな
胸も、腰も、

呟いた翔が、優子の股間にしゃぶりついたんだ!

はぁっ、はぁっ、こんなに、絞まるのか?

恵太が、作り上げてくれた身体なの
濡れかたも、激しくなってるでしょ?

匂いも、少し、違うよ

そう、わからなかったな、自分では

翔が、夢中で舐めてた
優子は感じながら、俺を見てたんだ

そして

翔くんにね、性欲向けられても、ドキドキで、
こんなに………
……不快感なんてないの
淫らで、ごめんね、でも、これが、私なの

俺に、尻を向け
その、滴る蜜を太股に垂らしながら
翔の股間に顔を埋めた優子

嫉妬が暴走しそうだった
だって、誰に犯されても、優子はかわらないけ変わらないけど
優子から、他の男の肉棒を求める姿なんて

恵太には、そう、してるの?

うん、慶太はこれが、好きなの
翔くんは、こうだっかかしら?

うっ、ぁ、優子

翔が、優子の髪に触れてた

真奈美は、どうしてたの?
あんな優子を、後ろから舐めてたの?

俺の質問に、真奈美は答えてくれなかったんだ

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