《MUMEI》

 都会という場所は、嫌いだった
ヒトがひどく冷たく感じられるから
そんな事を考えながら街中を唯歩く
だがよくよく考えてみれば自分だって他人に何を感じる事もないのだから
だからこの感情は、嫌いというソレに当てはまらないのかもしれない
そんな事を考えながら、今日も自分自身を繕う為、街中を彷徨い歩く……

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