《MUMEI》
下準備
次の日


美佳は体操服を着て、音楽室に入った。

ザワザワ・・・
音楽室がざわめく

それもそのはず、美佳の体操服は昨日の鞭打ちによって、胸元が擦り切れていたのだ。


相模はそれを見て笑った。
「ハハハッ、次の替えはまだだ、これでも貼っときな、」
相模はガムテープを美佳の胸に貼った。
「あ、ありがとうございます」



「美佳は今日は筋トレをするんだ。
まずは腕立て200回、4軍の奴らが見てくれるから感謝するんだ」
部長はそう言い去って行った。

「お、お願いします」

4軍はいつも、怒られる下っ端だ
だから、今日は日頃のストレス解消の絶好のチャンスだった。


美佳は腕立てを始めた。
「一回でーす。」
「二回でーす。」
「さんか・ぐっ!」


美佳の上に一人が乗ったのだ、彼女はブルマを引っ張り上げ、食い込ませた。

「ほら、続けて、最初からやり直し!」




美佳はようやく、腕立てを終わらせた。

「はぁ、はぁ」
美佳は立ち上がった。


「美佳さん、今日の練習はこれで終わりよ」


美佳に希望が戻った。
「あ・ありがとうございます」


4軍の人が笑う
「代わりに手を上で組んでくれない?」

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