《MUMEI》 泥土の少女体操服も、体中もベトベトになった美佳は、手錠のような格好で校庭に連行された。 「私たちこれから、このグラウンドの整備をしなくちゃいけないの。 でも、あなたにやってもらうわ」 「は・はいっ」 美佳は手で、校庭を整備し始めた。 ドコッ 「ぐえっ!」 美佳の腹に蹴りが入る。 「お前は整備のやり方を聞いていないのか?」 美佳は思い出した。 下級のクラスがグラウンドの整備をする時は、敬意を込めて自分の衣服で整備をしなくてはいけなかった。 「・・はい」 「じゃあ、その体操服でやれ」 美佳はグラウンドにへばり付くと、ほふく前進でグラウンドを整備し始めた。 しかし、余りの大きさでなかなか終わらない。 パシィッ 「うっ・・」 美佳はベルトで叩かれた 「さっさとやれ」 そして半分が終わった。 その時、美佳は再び卵の時のような格好にさせられた。 「引きずってやるよ」 ズザアァァ 「ぐうっ・・お、お願いします。 止めてください。 お願いします」 美佳の必死の懇願をよそに美佳は引き回された。 終わっても美佳はそのままだった。 バシャーン 水をかけられる 美佳はようやく起き上がった。 その体操服は、茶色く染まっていた。 「みっともない格好だ!罰としてベルト打ち150回」 そして、美佳は後ろ手の状態で、体中を打たれた パシィッ、パシィッ、パシィッ、パシィッ 「うっ・・もう一度お願いします。あっ・・も、もう一度お願いします」 言わないと、10回も増やされる 「お、お願いします。 ああっ!も・もう止めて、うっ! な・何でも言うとおりにします・・ くはっ!お願いします・・」 美佳は土下座をした。しかしなお美佳の背中にベルトは打たれた。 前へ |次へ |
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