《MUMEI》
質問と速さ
《……っ!?》
「どうしたアグニ?」
シュッ…
「ゴッツフィールド!?」
《かまえろ!来るぞ!》
「なっ…いきなり!?」
シュンッ…ズゴォォオォオ…
アスファルトを砕き、閃光とともに現れたのは結城秋人だ
「お前が炎の能力者か?」
「見たところ光の能力者ってところか?」
《そのようだな…》
「質問に答えてほしいな
君が炎の能力者かい?」
「私達は眼中に無いって感じですね」
「だから、質問に…」
「一応、挨拶がてらぶん殴っておこうか」
「木崎、やめておけ…ってすでに木刀出してるし…」
「 … 」
「東城、お前も無言で大槍出すな」
「…質問…」
「ん?何か言ったか?」
「 …もういいです
殺せば済むことだ」
たったった…
「何か走ってきたぞ?」
「光等足!!」
シュンッ…ズバッ
「え?」
木崎の木刀を持っている腕が空中に飛ぶ
「ぅ…うぁああぁあああ!!!」
「木崎!!」
「貴様ぁぁあぁああ!!」
「待てっ東城!!」
「遅い君たちでは絶対にこの僕には勝てはしないよ」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫