|
《MUMEI》 用意がいいね 何処の病院ヘ運ぶんだい？ 自衛隊のヘリを、あんなに用意して 防衛医大だ、特別な施設があるからね 恵太も、診断を受けろよ 断るよ、モルモットにされるのは真っ平だ ティナの、差し金か？ いや、大統領だ 最高機密扱いになった 日本の同盟国だからな けっ、ウゼーや 特殊部隊を引き連れて来て、 さっさと形つけとけば良いものを 密約があるのでな 崩壊するまで、手出しが出来んのだよ 俺を使いやがったな、高くつくぜ そう言うな、叔父の頼みだろ ザケンナ！ 友人たちが来てるぜ え？！ 恵太！ 恵太、無事か？！ 翔！ マサヒロさんまで！ 私が止めなければ乗り込んでたよ 克てやしないのに ごめん、心配かけて 優子も無事だな、良かった、良かった 真奈美に連絡しなきゃ マスコミに、リークしちまう 真奈美、早まるな、恵太も、優子も無事だ こいつら、そんなことまで バカだなぁ、大丈夫だよ 俺、完全覚醒してるみたいだしね 覚醒、なんの事だ？ マサヒロさん、ありがとう お、おい、恵太 俺、あくまになっちまったんだ 何を言ってるんだ、恵太 もう、引き返せないんだ 恵太 戦わなきゃ おい、恵太、わかるように話してくれ 恵太、何があっても、ダチだからな！ 翔、お前が居なかったら、俺は……… 優子が俺を背中から抱きしめた コントロール出来てるよ 大丈夫、大丈夫よ、恵太なら、大丈夫よ うん、そう、信じるよ 拳銃の弾まで、見えそうだよ オリンピックに出たら、金メダルかもね ………… 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |