《MUMEI》
俺の光
「父さん、いいのかよ。 そんなこと勧めて」

「俺の大事な息子だからな、幸せになってもらわないと。血は二分の一しか繋がってないし」

「そういう問題か!?」

俺たちは、笑った。

ひたすら笑った。

笑ったら、ミヤの気持ちが俺にむくわけじゃない。

でも、壊れそうな心の修復には、時間がかかりそうだったから。

少しでも、俺の心に光が差すように。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫