《MUMEI》 俺の光「父さん、いいのかよ。 そんなこと勧めて」 「俺の大事な息子だからな、幸せになってもらわないと。血は二分の一しか繋がってないし」 「そういう問題か!?」 俺たちは、笑った。 ひたすら笑った。 笑ったら、ミヤの気持ちが俺にむくわけじゃない。 でも、壊れそうな心の修復には、時間がかかりそうだったから。 少しでも、俺の心に光が差すように。 前へ |次へ |
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