《MUMEI》

俺は夢を見た。








「お願い分かって!私は行かなきゃいけない。」



「でもあの子はどうするんだ!」




・・・誰かが言い合いをしてる。良くは見えないが、話し方からして男と女のようだ。



「連れて行くわ。」



「絶対ダメだ」



「じゃあどうしろって言うの?」





「・・・」



「私は魔界を守らなくてはいけない!お父様の死を無駄にしない為にも。この子の為にも!勿論貴方の為にも。」



「・・・な。」



最後の男の言葉が聞き取れない。








そこで夢は途切れた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫