《MUMEI》
屈辱
「まずはこれをつけてグラウンドに立っていなさい」

福嶋は小町に紙を渡した。
〈私は罰を受けています。いじめて下さい〉



小町はそれをつけてグラウンドに立った。


ただでさえブラジャーが透けて恥ずかしいのに、さらにこんな紙を張られ、小町はとても恥ずかしくなった。



グラウンドに立っていると、メガネをかけた二人組がやってきた。
「フヒヒ、僕たちがいじめてあげるよ」
「手は後ろにで組んでくれるかな?」


そう言い、一人が小町の後ろに回った。

「いじめてもらったら、ありがとうございますって言うこと、相手の言うことは絶対にきくこと、いいわね」


福嶋の言葉を思い出し、小町は手を後ろに組んだ。


メガネの手が、小町の胸へ伸びる。
「ンッ・・!」


「フヒヒ、かわいい声をだして、まったく」


そう言いながら、胸を揉み始めた。

「あ、あっ!んんっ!」


一人にカメラで撮られ、小町は屈辱に耐えた。

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