《MUMEI》 弱点と内緒話「お前の来る一直線上に大槍の刃をおいといただけだ お前、止まる位置を先に設定してから動いているのだろう?」 「!?」 (そうか!光速には人間の意識はついていけない つまり、先に設定しておく必要がある) 「やってくれたな…くそっ」 「うぉしっ! 弱点さえわかってしまえばこっちのもんだ! 一気に潰すぞ!」 「ちっ」 たったった… 結城が傷をかばいながら走ってくる 「来たか…」 シュッ…ズバッ…「!!」 「ぐ…俺だけ!?」 「炎のお前じゃ僕を斬ることなんて出来はしないよ 出来たとしても軽い打撲程度だね 炎は光を歪ませることぐらいしかできない つまり、ほぼ僕には通用しないよ」 「…そうか、なるほどな お前、光の速さに成ってるんじゃなくて光そのものに成っているのか だから、光を通さない鉄はよく効いた訳だな」 「よくこの一発でわかったね やはり、君は厄介そうだ」 「…氷の、次に光の能力者が攻撃の予備動作をしたときに 俺が …ヒソヒソ… わかったな?」 「わかったやってみるよ」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |