《MUMEI》 出会い。次の日、私は護衛を5人つけて街へ出かけた。当然5人も護衛をつけてたら一発で姫ってばれちゃうからゆっくりできないんだけど… ヒュルルルルル ドーン!! 「はっ!!何?!」 突然、国の入り口である門の方から爆発音が響いた。遠くに、せめてくる大勢の敵の軍隊の姿が見える。 「あの国のマークは…!!」 先日、私の国を守るかわりに莫大な資源を要求してきたバルネリータ帝国!!あの国家の軍隊は他国も恐ろしく思うほどの最強の軍隊!!先日断っただけで、あれだけでこんなことになるなんて!! 「くっ!!皆を全員城へ!!護衛たち、国民にそう呼び掛けて!!そして城へこの呼び掛けを放送しろと伝えて!!また、兵士たちを早急に集めなさい!!」 「御意!!皆のものー!!城へー!!」 ウーウーウー!! 『全国民につぐ!!ただちに城へ避難してください!!繰り返します!!国民はただちに城へ避難してください!!』 よし!!こんなこともあろうかといつも剣を所持していて良かったわ ん!? 「あーん!!ままぁ!!ままぁ!!どこぉ!?」もうあんなところまでバルネリータの軍隊が!! 「おいで!!お母さまは?!」 「姫様ぁ…、逃げてるときにままとはぐれちゃったのぉ!!あぁーん!!」 「お母さまはきっとあなたを探してるわ!!あなたが無事なことを祈って!!さぁ立って、城へ急ぐのよ!!きっと城にお母さまもいるわ!!」 「ぅう、はいお姫様…」 タッタッタッタッ 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |