《MUMEI》

しかしぺニスは手を離した途端に、またぴょこーんと形状記憶合のごとく立ち上がる。
畜生、どうなってんだ、こいつは。
なんだかオシッコがしたいような変な感じだけど、これは何かしら違う・・・・

「凄ーい。ほんとに立ってる」
いたたまれない悟の気も知らぬ気に、
優里は無邪気に瞳をキラキラさせながら、反りかえったピンク色のぺニスを
見つめている。
「でも可愛いもんね・・・・」
その後呟くように、
叔父さまのものと比べたら・・・・。
いたずらっぽい微笑みが浮ぶ。
(え?どう言う事?)
ふと兆した疑問は、次の瞬間にホームランの打球のように、場外へ弾き飛ばされていた。
姉の細い指先が下から上へと、ぺニスの裏側を、ツツーーとなぞり上げたのだ。
「うわ・・・・!よせ!!」
初めて感じる得体 の知れない甘い戦慄が背筋を走り抜け、悟は思わず逃れるように腰を引いた。
「うふ。可愛い」
指先がなおも追いかけて来て、ピン!とぺニスを弾いた瞬間、
尿道を痺れるような快感が走り抜けて 、「はわわーー!!」
いささか情けない呻きを上げると、白い液体が空を飛んだ。
「きゃっ!」
その原因を作り出した当人 らしからぬ驚きの叫びの後、優里ののけ反る可憐な白い膨らみの上に、熱い液体が二筋三筋注ぎかけられた。

前へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫