《MUMEI》 まち子、話せ 母が、ハルナさんの、お父様に、栄転の話を 条件は、娘も海外へ連れて 家柄が違うから、お互いのため、そうした方が 嫁に来て、イビラレ、辛い人生を送るよりもって アキナの達もか? そっちは、わからないけど 敬語を使え! は、はい まち子、詳細をくまなく報告しろ 明日の朝までだ は、はい お前の旦那の会社は吸収する、異論はないな はい まち子、お前は 煩い! 勝てるわけないのよ! 幼少の頃から、英才教育を受けてきてるのよ! 他に誰が居るの?! 身内の中でノブユキだけでしょ? キモオタも、ブラフよ 全て、仕組まれてたのよ 何を言ってるんだ 人はそう、簡単に変わらない! 今のノブを見て、もう一度言える?! …………私は、全てを謝罪し 延に仕えます 前進全霊を掛けて、他人の貴方には、わからないわよね? お父様は、ノブを溺愛してた 頭がよいからじゃないわ 器よ、恐くないの? 今のノブを見て、勝てると思うものは名乗りをあげてみなさい! 私は恐いわ、 お母様が亡くなったとき、ノブは、半月も水すら飲まなかったのよ! あんたらに、出来る?! お父様が口移しで、生きろとノブに水を与えたの! あんたらに、出来る?! まだ、ノブは小学一年生だったのよ! 父の教えよ 誰の慈悲も受ける、お前はお前の財を食らえ 母の死因だって、疑わしいわよ! もういや、名にかに怯えて繰らすのはまっぴらよ! あんたらと野垂れ死にするなら、ノブに殺される方を選ぶわ! まち子姉さん! まだ、幼い貴方たちにはわからないかもね 好きになさい 生き死によ、選ぶのは自分よ そんなぁ、お母さん、起きてよ! お母さん! お母さん! まち子、日のでまでた、わかったな は、はい 茶番に興味はない、弱者は去れ! ……………… 前へ |次へ |
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