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《MUMEI》 まち子をさんが、答えを出してるのなら それが、答えなのですよね？ ノブ兄様と、唯一本来の血の繋がりのある、まち子さんの答えが それを決めるのは、私ではありません アサミ、貴女はどう考え、どう生きるのですか？ 正直、母は気が触れてるとしか思えないわ 何様？、って、思う けど、私の生活の面倒を見てくれてるのは、母です 生きるために母にしたがって来ました この先、どう生きると言われても 学生のワタシには、選択権は無いんです 善悪は、わかりません 家のために、母が、したことが正しかったのか、間違ってたのかは、私にはわかりません だだ、ノブ兄様と敵対した それが、母の敗因です 今更、慈悲とは、笑えます 大学までの費用を出してやろう ヒツヨウナモノ全てだ お前の処女と、共に身体を貰う、異論あるなら、出ていけ 身体、そんな、低俗な そんなお人なのですか？ アサミ、お前の価値あるものを探したが、それ以外に見当たらないのだ 野に下り、娼婦となるもよし、好きにしろ 軽蔑します！ 当然だろうな、それで良い ノブ兄様は、何をかんがえてるのですか？ お前が知る必用はない 自分の未来を託すのであれば、知る権利はあると思います！ 家を、断絶する ノブ兄様？！ どれだけ腐った人間が集まってる？ 狐と狸の化かし合いはもう、終わりにしなければならない その女が、人の人生を自らの考えで変えるのであれば、 同じことをされても、何ら、文句もないであろう お言葉ですが！ 私はこの、母と、血の繋がりは有りません！ 知っておる、なのに、なぜ 家を出なかった それは……… 間違った事実を伝えられてたからとか言う、言い訳は通じん 楽な方を選んだだけだな？ 事実です、ですが、真実を知ってしまいました では、今後のアサミを見て、判断するとしよう わかりました 無益な妹と、判断したのであれはわ、どうぞ、娼婦扱いしてくださいませ 舌を噛みきる覚悟は、出来ております 良く申した では、見届けさせてもらうとしよう 何も強制はしない 思うままに行動するが良い …………はい ………… 前へ |次へ |
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